サルでもわかる国家破綻

国家が破綻したら一体どうなるの??私たちは具体的にどう言う風に困るの?というような「国家破綻」についての素朴な疑問を考えてみるページです。
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Q.道路公団民営化って、どんな風に行なわれたの?
A.
「道路関係4公団民営化推進委員会(平成14年(2002)6月発足)」の最終報告(平成14年12月)をベースに、
「道路関係4公団民営化4法案(平成16年(2004/6))」が成立(*)、平成17年(2005)/10/1民営化(*)。

(1)45年以内に債務を返還する
(2)上下分離
(3)政府が民営化会社の株式を3分の1保有する
(1)45年以内に債務を返還する

 旧国鉄のように、税金で補填しないので、このくらいの期間が必要らしい。

(2)上下分離

 高速道路は民営化会社の資産になるので、会社は、固定資産税を払わなければならなくなります。この固定資産税は莫大なものとなるので、借金返済どころの話しじゃなくなるわけです。これを避けるために、

 道路の上(道路建設や道路の保守管理など)の民営化会社(*1)と、道路の下(道路そのものを保有し、道路公団の赤字を背負う)の公的組織、保有・返済機構(正式名称「日本高速道路保有・返済機構」)の二つに分けたというわけです。

 で、保有・返済機構は民営化会社に高速道路を貸して、その賃貸料で、借金40兆円を45年以内に返します。ということなのだけれど、なんか???

(3)政府が民営化会社の株式を3分の1保有する

 これは、民営化会社の信用度を高めるためです。いくら膨大な財政赤字を抱えてるとはいえ、世界で2番目の経済大国であって、信用があるわけです。お金を貸す人、銀行は、政府がバックについているということで、安心して貸せるといわけです。

 ただ、問題もあります。代表取締役の選任や新規の事業計画などは、国土交通大臣の許可が必要など、国が民営化会社の経営に口を挟む余地があるということです。一番まずいケースは、道路族議員といわれるような人々が大臣に圧力をかけるとか、直接民営会社に圧力をかけるということも考えられます。でも、ま、少なくとも民営化しないよりはましかな、といったところでしょうか(笑)。

■参考文献
・「マンガ 新・日本経済入門―中国がクラッシュする日」(石森章太郎プロ (著)
・「日本の政治ニュースが面白いほわかる本」(瀧澤 中 (著))

最終更新:01/18:14:44

■註
*1:委員会答申と法案の最大の違い
 委員会答申では、原則として民営化会社は新しい路線(高速道路)の建設はしない、というものだったが、法律では、民営化会社は通行料金の収入を担保として民間からお金を借りて、新しい路線を建設できる仕組みにしてしまった。しかし、新路線建設については、公開の場(社会資本整備審議会(*)で議論し決定するという歯止めは一応存在する。「日本の政治ニュースが面白いほわかる本」(瀧澤 中 (著))

■関連ページ&サイト
・「道路公団と郵政の民営化」(byサルでもわかる国家破綻)
・「【第11話】法律を無視して作ったプール制の弊害」(by 山崎養世)
・「道路公団民営化」by日経)
・「日本道路公団民営化」(by seiron若者たちの政策メディア)
・「道路4公団民営化」(by共同通信)
・「道路4公団の民営化ってどういうこと?」(by NHK週刊こどもニュース)
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