サルでもわかる国家破綻

国家が破綻したら一体どうなるの??私たちは具体的にどう言う風に困るの?というような「国家破綻」についての素朴な疑問を考えてみるページです。
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道路公団と郵政の民営化
日本の政治ニュースが面白いほわかる本」(瀧澤 中 (著))より、予備知識として、タイトルのテーマをまとめます。
Q:道路公団と郵政って、なんで関係あるの?
A:わたし知りませんでしたけど、大アリなんです。

 道路公団は、郵便貯金や簡易保険のお金を借りて、高速道路を作っていたんです。高速道路は、国家予算じゃなくて、財政投融資というお金で作られていたんです。一般の道路のように、、国家予算で作られるわけではないんですね。

Q:財政投融資ってなんでか?
A:よい質問です。

 国が使うお金には二つあって、一つはお馴染みの国家予算。もう一つが、この財政投融資なんです。
 国家予算は、税金と国債でまかなわます。財政投融資は、郵便貯金や簡易保険などの資金が使われます。
 国家予算の使い道は、国会で決められます。財政投融資は、財務省の資金運用部というところが管理して、道路公団などの特殊法人へお金を融資していたんですね。

 ところが、道路公団を始めとする特殊法人のムダ遣いが問題視されるようになって、平成13年(2001)からは、財政投融資に郵便貯金や簡易保険のお金は使えないということになった*)、というわけです。(当面、財投債という国債を発行して、特殊法人に貸し付ける形になり、この財投債のおよそ半分を郵貯が引き受けている。2008年度以降は引き受けないこととしている。)

Q:郵便貯金と簡易保険っていくらあるんですか?
A:350兆円です。

郵便貯金230兆円、簡易保険120兆円。
 郵便貯金の230兆円は、最大手銀行(みずほ、三井住友、三菱東京UFJ)の合計に匹敵します。
簡易保険の120兆円は、4大生命保険会社(日本生命、第一生命、明治安田生命、住友生命)の合計を若干上回ります。

 この、合計350兆円というのは、日本国民の個人総資産、つまり国民が持っている預金、株、国債などの総合計が1,400兆円(12)。なんと、その4分の1が郵便貯金と簡易保険なのです。このお金を、利益を生まない財政投融資、すなわちムダ遣いが得意な特殊法人になんかに使わず、もっと有効に使おうというのが、郵政民営化の大きな理由の一つなわけです。

Q:ところで、道路公団って何ですか?
A:わたしもよく知りませんでした。

  ==>「Q.道路公団ってなんですか?」へつづく



追記:01/22 引越しのため引き継げなかったTBを記録
年金の積立金と財政投融資について」(by hiroette)

■メモ
・「財政投融資 郵便貯金 簡易保険 2001」で検索。
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生命保険をスタイルチェック | 2007/11/19 1:02 PM