このサイトを始めようと思ったのは、Hiroetteさんのこの「
コメント」が、きっかけ。
わたしの素朴な疑問として、お金は借りたら必ず返すものと思っているのですが、返せない場合だってあるわけです。Hiroetteさんの言うように、ない袖は振れない場合です。個人ならそういう場合、破産宣告って手があるわけです。でも、世の中には、破産宣告を受けずに、借金を踏み倒してしまえる人もいるみたいです。
財政破綻というのは、個人で言えば借金を返せなくなって破産宣告を受けるようなもの、会社で言えば倒産のようなものだと思うのですが、国の財政が破綻すると、国はどうなるのか想像がつかないのですね。みんな大変だ、大変だ、って言ってるみたいなのですが、いったいどう大変なのかわかってみたくて、このブログをはじめたというわけです。
だいたい、分らないというのは、始末が悪くて、何が分らないのか分らないわけです。財政破綻について書かれた本、雑誌、ブログなど、たくさんありますが、分らない人間にとっては、分らないものばかりです。途中まで分るのですが、最後はなんとなく煙にまかれたようで、なんか気持ち悪いのです。
ですから、このブログでは、「財政破綻とはどういうことなのか」を自分なりに理解して「
わかった!(
1、
2、
3)」といって、アルキメデスみたいに飛び上がりたいのです。
ま、時間はたっぷりあるので、納得の行くように、紆余曲折しながら、素朴な疑問を一つ一つ丁寧に、具体的に書いていきたいと思っています。
ですから、更新は不定期です。書きたいときに書きたいことを書いていきたいと思います。とにかく、構想はありません。あれこれ考えてしまうとちっとも事が進みませんので、とにかく始めます。書きながら考えます。そうすれば、きっとそのうち良いアイデアが生まれるでしょう。ま、生まれなくても、それはそれで構いません。ダメもとですから。
ま、今の気持ちはそんなところです。またなんか思いついたら、書き込みます。
追記1;01/22 引越しのため引き継げなかったTBを記録。
「
注目ブログ」(by ニュースの研究所)
追記2;01/22
「国家破綻回避のシナリオ」(by 社会経済研究所of電力中央研究所)より
国家財政破綻を回避する伝統的な手段には、政府支出の削減、税収の増大といった緊縮財政のほか、成長促進策などがある。一方、非伝統的な手段には、ハイパーインフレ−ションにより実質的な債務を減らす、徳政令によって政府の債務返済を帳消しにする、といった無謀な方策がある。伝統的な手段を実施することが不可能で、国家破綻が数年以内に起きるとみれば、非伝統的な手段によって、むりやり政府債務を帳消しにすることしかない。インフレや預金封鎖の説は、国家破綻が間近とみる超悲観的な立場に立っている。
最終更新:01/22 07:07